長年のコンプレックスだった「声」を好きになれた小噺。
ここ数年、声を褒められる機会がとても多くなったわたし。
そんなわたしの声は「少し高め」で「こもりがち」なので
お店で店員さんを呼び止めたくてもなかなか気づいてもらえなかったり、
遠くにいる子どもたちを呼んでも 声が届かないので走って追いかけたり。
そして、喋り方もどちらかというと ゆっくり遅めでしっとりなタイプ。
自分の声と喋り方に 長年ものすごいコンプレックスを抱えて生きていたんですよね。
小中学校の頃は「ぶりっこ」って言われたこともあったし
会社員時代には会議の後に上司に呼ばれて
「会議なのに、まるでどこかのアイドルみたいな喋り方して…どうかと思った」と。
※これ、多方向に失礼よね…
そんなこんなで、ハスキーな声だったり良く通る声に憧れてきたわたしですが、
「声にとても癒されます」
「ゆったりと話してくれるので安心感があります」
「とても穏やかで、ずっと聴いていられる」
と、鑑定やコーチングのセッションのたびに
嬉しいことにほぼ毎回 声と話し方を褒めていただけているんですよね。
最初は ただただ気恥ずかしくて
「ありがとうございます^^」なんて言いながらドギマギしていたけれど
最近は「そっか!私の小さめでゆっくりな話し方って、心地よいって思ってもらえるんだ!」
と、コンプレックスとか苦手だと思っていたことが
誰かにとっての癒しになったり、長所と感じてもらえるんだなー。
って、心から嬉しいって思えるようになったんです。
自分の短所が誰かの長所を活かしたり 愛おしいと思ってもらえたり。
多角的に見ると色々な受け取り方があるなぁと。
会話をしないと気がつけないことってとっても多いなぁと感じました。